Makerを目指すソフト屋のブログ

旧:ハードウェア制御と車のお勉強ブログ。いろんな体験/経験を通して、エンジニアとしても人間としても成長したいと思っています。

自動車について学ぶ勉強会 第二回

去る2/21、三重県伊勢市にて2回目の勉強会を開催しました!

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今回の参加は私と先生を含め5名。

 

今回は、前回の反省点を踏まえ以下の改善をしてみました。

1.ホワイトボード購入

100均で大きめのホワイトボード購入。先生に図を描いてもらいながら説明してもらったのでイメージがつかみやすくなった。

2.参加者に事前アンケート

聞きたいことを事前に聞くことで、進行の途中で質問しにくいという雰囲気を軽減できた。方向性については勉強会を何度かやるうちに考えてみたい。

 

今回上がった主な質問はこんな感じでした。(抜粋)

・足回りがヘタらないようにする方法ってあるの?

・ガソリンって 特定のブランドのものと無印のものと何が違うの?

トルクコンバータについて (しくみ、雑学的なこと)

 

3月は、私の予定がつかないので次回勉強会の予定は4月としたいと思います。

日程が決まりましたら、ブログ、TwitterFacebook(リアル知人には直接呼びかけw)で告知予定です。

春から心機一転、新しいことに挑戦してみたいなあ。

疑問点を専門家に聞いてみたいなあ。などといった方のご参加をお待ちしております。

 

おまけ

勉強会会場はコワーキングスペース&休憩所となっています。

奥には素敵な鉄道模型もありますので、勉強会前後に合わせて楽しんでくださいね♪

 

写真1:勉強会会場の様子(みんなでテーブルを囲む座談会スタイル)

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写真2:奥には鉄道模型があります!

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さらに告知…

3/27(日)、 三重県津市の三重県総合文化センターにて「Little Code Mieプログラミングワークショップ」開催予定です!

今回の参加対象は女の子に限定していますが、女の子が興味持ちそうな「かわいいランプ」をネタに、プログラミング体験イベントを企画しています。今回はスタッフも女性中心で頑張ります。

 

ぜひこちらのイベント関心をお持ちの方(娘さんのいらっしゃる方で、プログラミング体験に関心のある方)のご参加を、お待ちしています。

 

詳細は、こちら↓

ws.moyashi-koubou.com

グラフィックレコーディングを体験!

こんばんは!少し忙しくしてたり、頭痛に悩まされたりしてましたが私は元気です。

もうすぐおひな祭りということでお雛様飾りを自作してみました。

写真見ればわかると思いますがブレッドボードの上に100均で購入した雛人形を並べただけの簡単な作りです。

ジャンパーワイヤーを水引風にしてみたのと、ぼんぼりがピンクのLED(色は、ピーチとローズ)ってだけです。

ランダムに光るようにソフト組んであるのでピカピカと、ピンクの可愛い色合いで光ります。3/3まで職場に飾っておく予定です。

 

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さて、表題の件ですが、

2/13に大阪までグラフィックレコーディングのワークショップに参加してきました。

「DevLOVE関西」のイベントの一つです。

 

当日の講義内容は、資料が公開されてますのでこちらを参考にどうぞ!

グラフィックレコーディング~構造化のコツ~160213 Devlove関西 from Azumi Wada

www.slideshare.net

 

ワークショップでは、とにかく「手を動かす」ことがメイン!

プロッキーを持ち、ひたすら素振りの練習をしました。

 

素振りの内容とは…

・会議・議事録作成において抱えている問題点をグループで共有する

・重要なポイントを強調する(目を引く)書き方をたくさん知る、練習

・分かりやすく書くための構造化の方法をたくさん知る、練習

・話を聞いて、まとめる

 

などです。

話をきいて、「ここが重要なポイントだ!」を見極めるのに苦労しました。

練習あるのみ、といいますので スピーチやラジオのトークなどをグラレコ化して練習するのがいいんじゃないかと思います。

(私は、以前、夫とMBSラジオありがとう浜村淳です」の映画コーナーなどを使って練習してたことがありますw)

 

三重でもグラレコ勉強会やってみたい!という方がいましたら一緒にやってみたいなあー。

 

DevLOVE関西のワークショップで毎回言われていることは、「ワークショップは素振りの場、実践は各職場で」ということです。

 

私はこれにすごく同感です。

せっかく休みの日を使ってワークショップや勉強会で勉強するのだから、

自分や職場に合う形で取り込みたい。周りの人の抱えている問題も軽くしたい。

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(今回、私はグラレコを「課題を明確化する」ことと「場を和ませる」ことに使いたいと思い、学んだグラレコテクニックで決意表明してみました。)

 

業務にはイラストだらけのグラレコは一見使えなさそうに見えますが、実はそうでもないです。

議論を構造化して図解にすること、メカの絵やグラフを書きながら話すことは

業務で多用します。そのため分かりやすい議事録が残せるスキルは重要です。

さらに、グラフィック・ファシリテーションというものもあるそうなので

会議や打ち合わせで、認識をすり合わせたりするため、ファシリテーションスキルと合わせこれもまた自分のものにしたいなと思いました。

 

飾り巻き寿司教室に行ってきた

今日は、同窓会幹事の行事で、ロール巻子先生の飾り巻き寿司教室に行ってきました。

 

できた…できた! お雛様の絵!!

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↓ ロール巻子先生とは、三重県で飾り巻き寿司の教室・普及活動を行っている方です。三重県内のスーパー・ショッピングセンターで行われるイベント等でお見かけした方もいるかも?

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◆参加のきっかけ

私の出身高校の同窓生向け行事に飾り巻き寿司教室が計画されていた!

やってみたいなーと思っていたのでこの機会にチャレンジ。

 

◆難しい???

先生曰く「少し難しい」難易度だったそうなのですが

ペースがちょうど良かったので置いてきぼりになることなく無事作成できました。

明るく、いい意味でざっくり進めていく先生の進行の仕方は、他のワークショップ等でも参考になりそう!(たまに雑学的なトークしてくれたり)

 

◆自宅でもできそう?

レシピがもらえたので自宅でできそうです。

はかりを使わないでも、目分量で大体できそうな感じでレクチャーしてもらえました。現実的なレシピで、自分でできそう!

 

先生の見本はすっごくキレイ!!

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◆最後に

作る過程は先生曰く「工作に近い」ものでした。

手袋をはめ、部品を作り、組み立てていく様は、本当調理というより工作だ。新しいレシピを生み出す(設計する?)先生の姿はまさに寿司界のMakerだ。 (※Maker ... ものづくり愛好家)

切って模様が出るところが一番緊張したけど、それなりにできてて感動!!

これは、ソフトウェアがコンパイル通って無事動作する感動に近いものがある!!

(マニアックな表現ですみません 汗)

パーティーや、子どもの運動会などに面白巻き寿司が出てきたら嬉しいよね!

また飾り巻き寿司やってみたい!と思えるようになりました。

 

やるとしたら…ギークなデザインでやってみたい、という新たな野望ができました。

初めて勉強会を企画・実施してみた(自動車について学ぶ)

去る1/24、三重県伊勢市で自動車の構造、動く仕組みなどを中心とした勉強会を開催しました。

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ちなみに、2月もやりますよ!

2/21(日)に開催します。関心ある方のご参加をお待ちしております。

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◆きっかけ

正しい知識をつけて自分の仕事につなげたい。

雑誌・書籍・自動車関連の業務についている人の話・(自称詳しい)人の話…などで仕入れた知識を整理したい。

 

毎日乗ってる身近な乗り物なのに、正しい知識があまりなかったので

・しっかり勉強したい

・正しい知識を元に、車のメンテナンス/購入時の判断を行いたい

という思いがずっとありました。

 

昨年3月に、三重県津市で行われた「三重合同懇親会」というIT系のイベントで

「勉強会運営ってそんなに難しくないんですよ」と背中を押していただいたことを思い出し、勉強する機会を自分で作っちゃおうと思い、自動車の専門家の方に企画を相談しました。

 

◆告知方法

Facebook, twitter,身近な人には直接声をかけました。

 

◆参加人数は?

講師と私を含めて合計7名。

 

◆どんなことしたの??

座談会形式で、聞きたいことを聞きまくる(先生は答えまくる)という感じですすめてみました。知らなかった!ということが結構あり、私はとっても楽しかったです。

例えばこんな感じの素朴な質問。先生の話はどんどん膨らみますw

 ・オイル交換って本当はどれぐらいのペースでやるものなの?

 ・ディスクブレーキとドラムブレーキ、どっちがよく効くの?

 ・どうしてガソリンにはレギュラーとハイオクがあるの?

 

◆振り返り

私としては満足だったのですが、参加していただいた方にも満足していただきたいなあと思います。

今回の反省点と、今後の改善点を模索中です。

・独自の用語が多く、難しい

 PCを持参していただいた方がググりながら話を聞いていた。

 →ホワイトボードを使いたい(次回までに小さいものを )用意しよう。

 できたら、プロジェクターも欲しい(予算が問題ですが)

 中古とかで安価で手に入れば使いたいなぁ…

・参加者の聞きたいことを把握したい

 全員の質問について聞けなかった感じ。

 →勉強会前にアンケート用紙に記入してもらう

 (質問事項や、参加の目的を確認して進行を臨機応変にする)

 参加者の理解度や興味関心に合わせてその日の勉強会の方針を変更していきたい。

・アイスブレイク的なこと

 お茶のサービスが会場にありよかった。

 お菓子は…もっと小さいものを用意しようかな。

 参加者同士の自己紹介はしなかったなあ、参加者同士で考えたりできる機械があるといいかも。

 

◆まとめ

社外で勉強会を企画・開催するのは初めてでしたが

楽しかったと言っていただけたこともあり、思い切ってやってみてよかったです。

反省点もいっぱい見つかりました。勉強会運営って(難しいというより視点が変わるので)新たな気づきが多いですね。

この気づきは今後、業務でも会議進行とかに生きそうです。

勉強会等をやりたいな…と思ってる方、「まずは小さく始めてみる」という気持ちでやってみるといいですよ!

 

[最後にまた宣伝]

第2回も開催しますので、関心ありましたらご参加をお待ちしておりますね♪

難しい用語はどんどん噛み砕いて説明していきます。

普段疑問に思っているけど、自動車関連の仕事の人には聞きにくい…なんて質問があれば(しがらみがない)この機会に聞いてしまいましょう。

次回は、会の正式名称も決めたい(⌒-⌒; )

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自動車の世界って、メカの知識はもちろんのこと、エレキ、化学、ソフトウェア…いろんなものの知識が必要だと改めて感じました。

もっと車についての知識をつけて、正しい判断ができるようになりたいし、いろんな視点から物事を考えられるようになりたいです。 

 

Little Coder Mieプログラミングワークショップに行ってきた

本日は、三重県文化会館で行われた

「三重そうぶんキッズ・シネマスクエア」というイベント内で Little Coder Mieプログラミングワークショップが行われました。私はそのお手伝いに行ってきました。

 

キネコ国際映画祭PRESENTS 三重そうぶんキッズ・シネマスクエア2015|三重県総合文化センター

 

Little Coder Mieプログラミングワークショップとは、子ども向け(対象は小3〜中学)のプログラミング体験ができる教室です。

三重県津市で3ヶ月に1回ほどのペースで開催されています。

 

Little Coder Mieプログラミングワークショップはこちら↓

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(イモムシかわいい)

 

今回は、「イモムシの絵」「チョウチョの絵」を参加者の子どもたちに書いてもらい(Scratchという子ども向けの開発環境を使って、マウス操作で絵を描いてもらう)

その絵に対して「プログラミング」をしてもらいました。

つまり、絵を「どのように動かしたいか?」を子どもたちに考えてもらい、自分たちなりに実装してもらうのです。

(難しそうなところ、子どもたちだけでは考えづらいところは、スタッフが協力します(^ ^))

 

最終的に、三重県文化会館の壁に子どもたちの作ったキャラクターが映し出され、それを来場者みんなで見ました!

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今回は、低学年の子を中心に見ていましたが

どのようなことができるのかな?ということは

子どもたちだけではイメージしづらいのかな?という感じがしました。

スタッフの方から色々提案して背中を押してみました。

子どもたちの作品は

・少しづつチョウチョのサイズが大きくなるもの

・マイクの音量によって、チョウチョの色が変わるもの

・チョウチョが回転するもの

 ・・・などができてきました。

 

マイクの音によって(マイクの音量をパラメータにして)、動きが変わるというプログラムにすると、動かした時の子どもたちの反応が楽しげになるなー、と思いました。

現実世界がソフトに影響するのは楽しいよね。

 

これからもどんどんワークショップを通して、

子どもたちにソフトウェアの世界・モノ作りの世界の楽しさを体験していってほしいなあと思います。

 

次回は女の子限定ですが、関心のある方・もっとやってみたい方は是非来てくださいね。

 

↓ Scratchでゲーム作ったり、センサーボード繋いでハードウェア動かしたりできるんだよ、というもやし先生の説明を聞く。みんな真剣。

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2016年の決意表明

2016年、あけましておめでとうございます。

大晦日〜元旦にかけて偏頭痛に悩まされていましたが(家事が重要なこの時期に!)

今は落ち着いてきたので 2015年を振り返りつつ2016年にやりたいことを考えました。

 

◆2015年ってこんな年

振り返ると、社外の勉強会・IT系のイベントにたくさん出ました。

仕事の悩みを解決するためのヒントを、社外の勉強会やイベントで得ようと必死でした。「自分にできることでベストを尽くそう」という思いでやってきたので、スケジュールさえ合えば、学びの場に顔を出していました。

 

ざっと振り返り…

2015/01 

Arduino講習

伊勢IT交流会

Little Coder Mieワークショップ(子ども向けプログラミングワークショップ)

2015/02

UX KOBE (UX:ユーザエクスペリエンス。ざっくり言うとユーザに価値あるサービスを検討する力をつけるための勉強会)

プログラム開発もくもく会

2015/03

AUGm Meeting (Apple User Group Mieの定例会)

まどべんよっかいち番外編 Arduinoの勉強会

三重合同懇親会

ヘボコン関西(通称:西ヘボコン)観戦

2015/04

Little Coder Mieワークショップ

2015/05

Scratch Day Obihiro & 帯広ロボットandプログラミングまつり

伊勢楽市(伊勢ギーク・フェアPR)

静岡ホビーショー

オープンソースカンファレンス名古屋

プログラム開発もくもく会

2015/06

KIPプロジェクト カメラの使い方講座

まどべんよっかいち(社外勉強会初めての発表もしました!)

UX名古屋(1回目)

2015/07

Little Coder Mieワークショップ

UX名古屋(2回目)

2015/08

Maker Faire Tokyo 

いせヘボコン予行演習(1回目)

UX名古屋(3回目)

2015/09

イデアソン(静岡市:車と静岡市のオープンデータを活用したもの)

DevLove関西(アジャイル・コミュニケーション・プログラム)

いせヘボコン予行演習(2回目)

IchigoJamハンダ付けワークショップ

プログラム開発もくもく会

VFDモジュールの勉強会

2015/10

UX名古屋(4回目)

いせヘボコン予行演習(3回目)

2015/11

伊勢楽市(伊勢ギーク・フェアPR)

神戸ITフェスティバル

レゴ・マインドストームのセミナー

いせヘボコン予行演習(4回目)

2015/12

伊勢ギーク・フェア

 

いっぱい参加したな〜。夫には、ゴルフ、パチンコに行ったものと思ってもらうようにし、(子どものいない今のうちに)やりたいことを後悔しないよう目一杯やらしてもらいました。夫には感謝しきれません。

 

◆2015年身についたこと

・ハードウェア制御に関する勉強を「手を動かしながら」できた

 → 今後も継続。Makerの精神で便利グッズやおもしろグッズを作っていきたい。

・ユーザの満足を考えることが楽しくなってきた

 → Little Coder Mieでお手伝いをさせていただいたこと、UX系の勉強会に行ったことが大きい 

LabVIEW CLADを取得できたこと

 → 資格取得により、自分の仕事の幅が増えたこと。今後もっと勉強し会社に貢献できるよう主体的に動きたい

・コミュニケーションについて学べたこと

 → 良いコミュニケーションを重ねて良いチーム(強いチーム)を作りたいという思いがより一層強くなった。まずは自分でできることからコツコツと動いていたら、問題の切り分けができるようになってきた。

 

◆2016年はどうしよう?

2015年にできてよかったなということは伸ばしつつ、

新たに挑戦してみたいこともあります。

1. 夫とハッカソンを行う。

鳥羽〜志摩あたりのホテルに泊まり込み、温泉や料理を楽しみながら夫婦でハッカソンしてみたい。家庭の問題を解決するツールとか作ってみたい。

(2015年できなかったので、今年こそ)

2. 自動車に関する勉強を行う

自動車の部品や仕組みについて学ぶ機会を作りました。

勉強会を定期的に行い、知識を整理する場にしたいと思います。

関心のある方は、以下のサイトまで。

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3. ハードウェア制御は「手を動かして」学ぶ

・Maker系のイベントに出たい

・もっとハードウェアのことを学びたい

 (センサーやメカの仕組みなど…プラモ作成なども活用して勉強する)

LabVIEWで動かしてみたい(LabVIEW+Arduinoとか)

4. コミュニケーションをとり、強いチームを作る

・仕事がしづらいという問題は、コミュニケーションをとっていくことで解消させる

・メンバーと力を合わせて、チームの効率を上げる

5. 癒しが必要だ

・ハードワークを乗り切るには癒しが必要だ

アロマテラピーを本格的に学んでみたい

・(1月下旬にテキスト改訂予定の)ユーキャンの講座にトライしてみるかぁ〜

・定期的にアロマクラフト講座を受けてお風呂用品などを自作したい

・将来的にはソフトウェア+アロマなMakerになってみたい

 

それでは、2016年も頑張っていきたいと思います。

なんらかの勉強会やイベントでお会いできましたら、宜しくお願いします!

 

おまけ

夫が私に内緒でケーキを買ってきてくれた!

My Arduinoを(未来の?)子ども代わりにして、家族全員で記念撮影。

今年も、よろしくお願いします。

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現役プログラマーがScratchやってよかったこと、今後やってみたいこと

この記事はScratch Advent Calendar 2015 - Adventar用に書いた記事です。

 

初めましての方、初めまして。

mate_gaiと申します。

三重県プログラマーの仕事をしています。

 

◆三重で開催されているワークショップについて

三重県には「Little Coder Mie」(リトルコーダーミエ)という子ども向けプログラミングワークショップがあります。私は2014年からこちらのワークショップのお手伝いをさせていただいています。

 

毎回のワークショップで一番楽しみにしてることは、参加者の子ども達のプログラムが動いたこと、動いたプログラムを見た子が「うわー!」という歓声とともに笑顔になることです。

 

プログラミングで仕事している立場としては、「ソフトウェアは仕様通り動くのが当たり前」の世界です。製品を作っているわけですから、当たり前のことですが。

仕事では、仕様に悩み、有限な時間に悩み、コミュニケーションがうまく取れないときにまた悩み…  仕事を続けてて辛い… と思い悩むようになっていました。すっかり初心を忘れてしまっていたのです。

 

でも、ワークショップで子どもたちと一緒にプログラミングをすることで、「プログラミングって楽しいよね」ということが再認識できました。逆に参加してくれた子たち、自分の作りたいプログラムのアイデアをたくさん出してくれた子、パラメータを(勝手にw)色々変えて挙動が変わっていくのを見て大笑いしている子、「作ったプログラムを見せたい」と見せに来てくれた子… 色んな子との出会いが、私の勇気と力になりました。プログラマー人生に、もう一度光が見えました。

 

時々このようなワークショップで初心に帰り、「プログラミングって(あれこれできて)楽しいんだよ」ということを今後も伝えていきたい、と思っています。

 

◆Scratchについて

プログラマーでない人にプログラムの構造を伝える手段として有効なツールだと思い、業務用のPCにも(インストール許可を得た上で)インストールして使っています。おそらく社内でScratch (2.0 Offline Editor)入れたのは私だけだろう…

 

Scratchを通して考えたことは、「構造化プログラミングの図(PAD)」によく似ているなぁ、ということです。

http://www2.ee.knct.ac.jp/el/E2/L210/algorism/pad1.html

 

現在、PADはほとんど使われてない??と思うほど、話を聞きませんが

「どんなコードを書くか」というのを図にする、いい手法だと思っています。

Scratchは、PADに近いことができるのでは、と思い

仕事で使う設計資料や報告書にScratchでブロックを組み合わせた画面の

スクリーンコピーを利用しています。

 

例:何らかのKeyPressイベントを説明するときの図

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「現在の構造」と「修正後の内容」を並べて配置する、

打ち合わせ中にイメージを作成する、などの手段にも有効と思い、活用しています。

 

PAD図をExcel方眼紙に(オートシェイプ等使って)書くよりも、

Scratchのブロック図を残していったほうが素早くでき、プログラムを書かない人にも伝わりやすいな…。と思っています。

 

今の子ども達が「一番初めに使った開発環境は、Scratch」というのであれば、今後Scratchの図を使ってプログラムの構造を説明し合う日が来るかもしれないと思っています。

 

◆昨今の動向と、未来の話

最近は子ども向けプログラミング教育ブーム?のようなものが起きています。

みんながみんなソフトウェア関連の職業につく必要はないと思いますが、プログラミングをする、ソフトウェアを作ることで得られる「考え方」や、自分の思い通りに動かせたときの達成感、「楽しい」という気持ちは、他の職業にも十分活きてくると思いますので体験の一つとしてやってみてほしいな。と思っています。

女の子は少なめなので、私のプログラミング経験もお伝えしていければと思います。

(安心してください!私がプログラミングを覚えたのは女子高で行われてたBASICの授業なんですよ!(プログラミングは男の子だけのものではないのですよ)、と。)

 

さらに、Scratchからプログラミングを始めた子達の中から、将来「ソフトウェア関連の職業に就きたい」という子が現れてくると思います。

その子に明るい道筋を見せることができるよう、現在のソフトウェア開発の業務・職場をちょっとずつ明るい雰囲気にしていくことが現在の私にできることかな、と思うようになりました。小さなことからコツコツと。チームメンバーと力を合わせ、職場の雰囲気をよくする運動を続けています。

 

最後に、宣伝。

Little Coder Mie 次回ワークショップのお知らせです!

三重県内で「子どもにプログラミングを体験させてみたいなあ…」と考えている保護者の方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけると嬉しいです。

(今回はプログラミング未経験者が対象です)

ws.moyashi-koubou.com

 

◆最後に

ワークショップに参加してくれた子たちに感謝を込めて…

また、今後ワークショップで出会うかもしれない子たちにも期待を込めて、

これからのワークショップも色々楽しい企画を計画&実行していきたいと思います。

 

 

 

おまけ:

Advent Calendar…「待降節」ということで

力技で待降節の時に歌う歌を「Scratch」で実装しました。

(ミッション系の学校だったので、学生時代よく歌ったものです。)

scratch.mit.edu