読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Makerを目指すソフト屋のブログ

旧:ハードウェア制御と車のお勉強ブログ。いろんな体験/経験を通して、エンジニアとしても人間としても成長したいと思っています。

現役プログラマーがScratchやってよかったこと、今後やってみたいこと

イベント 新しい挑戦 宣伝

この記事はScratch Advent Calendar 2015 - Adventar用に書いた記事です。

 

初めましての方、初めまして。

mate_gaiと申します。

三重県プログラマーの仕事をしています。

 

◆三重で開催されているワークショップについて

三重県には「Little Coder Mie」(リトルコーダーミエ)という子ども向けプログラミングワークショップがあります。私は2014年からこちらのワークショップのお手伝いをさせていただいています。

 

毎回のワークショップで一番楽しみにしてることは、参加者の子ども達のプログラムが動いたこと、動いたプログラムを見た子が「うわー!」という歓声とともに笑顔になることです。

 

プログラミングで仕事している立場としては、「ソフトウェアは仕様通り動くのが当たり前」の世界です。製品を作っているわけですから、当たり前のことですが。

仕事では、仕様に悩み、有限な時間に悩み、コミュニケーションがうまく取れないときにまた悩み…  仕事を続けてて辛い… と思い悩むようになっていました。すっかり初心を忘れてしまっていたのです。

 

でも、ワークショップで子どもたちと一緒にプログラミングをすることで、「プログラミングって楽しいよね」ということが再認識できました。逆に参加してくれた子たち、自分の作りたいプログラムのアイデアをたくさん出してくれた子、パラメータを(勝手にw)色々変えて挙動が変わっていくのを見て大笑いしている子、「作ったプログラムを見せたい」と見せに来てくれた子… 色んな子との出会いが、私の勇気と力になりました。プログラマー人生に、もう一度光が見えました。

 

時々このようなワークショップで初心に帰り、「プログラミングって(あれこれできて)楽しいんだよ」ということを今後も伝えていきたい、と思っています。

 

◆Scratchについて

プログラマーでない人にプログラムの構造を伝える手段として有効なツールだと思い、業務用のPCにも(インストール許可を得た上で)インストールして使っています。おそらく社内でScratch (2.0 Offline Editor)入れたのは私だけだろう…

 

Scratchを通して考えたことは、「構造化プログラミングの図(PAD)」によく似ているなぁ、ということです。

http://www2.ee.knct.ac.jp/el/E2/L210/algorism/pad1.html

 

現在、PADはほとんど使われてない??と思うほど、話を聞きませんが

「どんなコードを書くか」というのを図にする、いい手法だと思っています。

Scratchは、PADに近いことができるのでは、と思い

仕事で使う設計資料や報告書にScratchでブロックを組み合わせた画面の

スクリーンコピーを利用しています。

 

例:何らかのKeyPressイベントを説明するときの図

f:id:mate_gai:20151212070331p:plain

 

「現在の構造」と「修正後の内容」を並べて配置する、

打ち合わせ中にイメージを作成する、などの手段にも有効と思い、活用しています。

 

PAD図をExcel方眼紙に(オートシェイプ等使って)書くよりも、

Scratchのブロック図を残していったほうが素早くでき、プログラムを書かない人にも伝わりやすいな…。と思っています。

 

今の子ども達が「一番初めに使った開発環境は、Scratch」というのであれば、今後Scratchの図を使ってプログラムの構造を説明し合う日が来るかもしれないと思っています。

 

◆昨今の動向と、未来の話

最近は子ども向けプログラミング教育ブーム?のようなものが起きています。

みんながみんなソフトウェア関連の職業につく必要はないと思いますが、プログラミングをする、ソフトウェアを作ることで得られる「考え方」や、自分の思い通りに動かせたときの達成感、「楽しい」という気持ちは、他の職業にも十分活きてくると思いますので体験の一つとしてやってみてほしいな。と思っています。

女の子は少なめなので、私のプログラミング経験もお伝えしていければと思います。

(安心してください!私がプログラミングを覚えたのは女子高で行われてたBASICの授業なんですよ!(プログラミングは男の子だけのものではないのですよ)、と。)

 

さらに、Scratchからプログラミングを始めた子達の中から、将来「ソフトウェア関連の職業に就きたい」という子が現れてくると思います。

その子に明るい道筋を見せることができるよう、現在のソフトウェア開発の業務・職場をちょっとずつ明るい雰囲気にしていくことが現在の私にできることかな、と思うようになりました。小さなことからコツコツと。チームメンバーと力を合わせ、職場の雰囲気をよくする運動を続けています。

 

最後に、宣伝。

Little Coder Mie 次回ワークショップのお知らせです!

三重県内で「子どもにプログラミングを体験させてみたいなあ…」と考えている保護者の方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけると嬉しいです。

(今回はプログラミング未経験者が対象です)

ws.moyashi-koubou.com

 

◆最後に

ワークショップに参加してくれた子たちに感謝を込めて…

また、今後ワークショップで出会うかもしれない子たちにも期待を込めて、

これからのワークショップも色々楽しい企画を計画&実行していきたいと思います。

 

 

 

おまけ:

Advent Calendar…「待降節」ということで

力技で待降節の時に歌う歌を「Scratch」で実装しました。

(ミッション系の学校だったので、学生時代よく歌ったものです。)

scratch.mit.edu