Little Coder Mieプログラミングワークショップに行ってきた(今回はプロジェクションマッピング!
先週末の12/4(日)、三重県総合文化センター(三重県津市)で行われた
Little Coder Mieプログラミングワークショップのお手伝いに行ってまいりました。
テーマは「プロジェクションマッピング」。
三重そうぶんキッズ・シネマスクエア2016というイベント内での開催でしたので、シネマ・ムービーにちなんだテーマとなりました。
同様のイベントは今年1月にも行われているので約1年ぶりですなー。
↓↓ 前回の記事はこちら↓↓
◆ワークショップの様子
会場に入った途端。お祭り/イベントの空気!
今回は、左の煙突から出てきた雪だるまを右の煙突に移動させるプログラムを作ってもらいました。
約2.5時間ほどで、以下の内容を理解して作る必要があります。
1. 絵を動かす。右に動かすにはどうすればいい?左に動かすには?
上は?下は?
→ もやし先生の用意してくださった資料がよかったです。
私は低学年中心に見てましたが、動かしたい向きによって
どんな値を設定すればいいか
(x, yといった座標の考え方、マイナスの数の考え方)が理解できてる様子でした。
2. 絵を書く。「どこ」を「どうやって」動かすか?
→ これは、事前に絵を紙にかいてもらうのがいいですね。
結構低学年の子たちはささーっと鉛筆で書き上げちゃいます。
マウス操作に慣れない子がいて、
絵をかいては消し、書いては消しの繰り返しで...
なかなか自分の思うとおりにかけないもどかしさが伝わってきました。
その後、各自が作った作品を大人のスタッフで結合して
1Fの壁に上映しました。結合作業に関わったみなさん、本当に大変お疲れ様でした...。
映し出された映像。毎回ながら感動もの!
◆今回気づいたこと
a. おうちの方と少しお話しできた!
今回は、いつもより参加者の子+大人の方にも私の方から積極的に話しかけるようにしてみました。
おうちの方の思いなども聞くことができ、ちょっと参考になりました。
・子どもがやりたがっているのでもっとやらせてあげたい
・どんなことをやっていけばいい?
・考える(試行錯誤する)経験をやってもらいたい… など
b. 制御の「○回繰り返す」ブロックが口に見えるっぽい
ワークショップで使用している開発環境「Scratch」の「○回繰り返す」という制御ブロック(オレンジのブロック)は、繰り返す対象のブロックに向けたマウスドラッグで近づけていくと... 飲み込むかのように「パカッ!」と口を開きます。
近づけると... パカッ!
→
子どもたちの中には、「でかい口やなー」とか、プログラム作成中にも「あっ、これを"食いしん坊"に食わせたらええんや!(ひらめき) 」みたいな声が聞こえてきてすごく新発見で微笑ましかったw
# 大人(プロ)の世界は、for とか while とか if とかやもんなぁ…
c. 自発的に教えあう雰囲気ができてていい!
プログラミングって、苦労して試行錯誤して 「できた~!!!」って感覚になるのが凄く快感なんです。できたら、思わず周りの人を見て似たようなことで苦労していたら教えたくなってしまう。
子どもたちにも同じことがいえるみたいで。
苦労してうなっていた子が、理屈を理解できてようやくまともに動かせるようになった時、笑顔とともに、すぐ隣の席をのぞき込み「教えたるわー!これはな…」って説明をし始めるところ。
ワークショップとしては、凄く理想的で、いいことと思ってます。
大人の世界もどんどんやって、チームの風通しを良くしていくべき。
後半は子どもたち同士で教えあってる。
ワークショップ後半はこんな雰囲気になることが多くてとてもうれしい。
(教えあうと自分のやったこともよく頭に定着するのでおススメ)
◆最後に
ワークショップでは、お手伝いする側も毎回新しい発見がいっぱいあり楽しみながら教えております。
そしてそして、子どもたちの作品を作る過程を通して、私自身も勇気や元気をたくさんもらえてます。
今回の準備をしていただきましたもやし先生、スタッフの皆様方、
本当にありがとうございました。
次回は、春かな?
参加いただきました お子さま&おうちの方も、
引き続きScratchで遊んでいただけるととっても嬉しいです。