UMLの資格を取得しました!(UMTP L1, L2)
2017年後半にかけて、UMLの勉強を再開しました。
勉強したことの腕試しとして、UMTPという資格取得にチャレンジしてみました。
■UMLとは?なんで必要なの?
統一モデリング言語(Unified Modeling Language)のこと。モデリングのために統一されている規格です。
ソフトウェア関係の仕事に従事されている方にとっては、よく理解されている方も多いと思いますが、「業務」や「現象」などがモデリングできるようになると、良い設計・良い作りのシステムにつながります。
今いちど自分の知識を再整理し、実力をつけようと思い●年ぶりに勉強を再開しました。
■UMTP L1 (Level1) に挑戦
今回、特定非営利活動法人UMLモデリング推進協議会が実施している試験を受験し、資格取得を目指そう!という目標を立てました。
短期目標としては、2017年中にL2(Level2)まで取得しよう!と決めて勉強を始めました。
まず、「2017年11月にL1(Level1)を取得する!」と決めてL1の勉強を開始しました。
使用した書籍はこちら。
以前から所持していたこちらの問題集「[改訂版] UMLモデリング技能認定試験<入門レベル(L1)>問題集 -UML2.0対応」を使用し、UMLで使用する各図について再度おさらいしました。問題集ですので、各章末の問題については繰返し解きました。
また、以下のWebサイト「ITトレメ」を利用して自信がつくところまで問題を繰り返し解きました。
学習期間は約2週間で、一日1~2時間は学習時間(問題を解く時間も含む)に充てていました。
2017年11月初め、そこそこ自信がついてきたところで受験の申し込みをしました。
受験はピアソンVUEまたはプロメトリックで申し込めます(私は三重県津市の会場を選択しました。)
実際の試験は会場のPCを使用した試験です。(マウス操作で回答します)
受験時の規約の都合上、試験についての詳細は書くことができませんが、結果としては一発合格することができました!
→まずは一つ目の目標クリア!!
■UMTP L2 (Level2) に挑戦
L1合格後すぐに、L2合格に向けた学習を開始しました。
新たに購入した書籍はこちら。
中古書籍でも良かったんだけど、なるべくなら新品がいいなぁと思ってAmazonの「ペーパーバック版」を買っちゃいました。
新たに購入した「徹底攻略UMLモデリング技能認定試験問題集 L2対応」はまさに問題集という感じで、ひたすら問題を解く→答え合わせをするという腕試し形式の勉強方法になりました。
知識の振り返りという意味で、L1受験のときに使用していた「[改訂版] UMLモデリング技能認定試験<入門レベル(L1)>問題集 -UML2.0対応」や、WebサイトのUMLに関する説明なども併せて使用しました。
本格的に取り組んだ学習期間はおよそ3週間で、一日最低2時間は問題演習に充てました。(問題集4周分は解いたと思います。)
また、解いていてわからない単語があれば別途別の書籍やWebで検索して理解につなげました。
2017年の年内、という目標から少し遅れてしまいましたが2018/1/4にUMTP L2試験を受験し合格することができました。
こんな感じの認定証が送られてきますぞ!(写真はL2合格時のもの)
L2試験の場合、単なる選択形式で回答する問題ばかりではありません。穴埋め問題はドラッグ&ドロップで選択肢を選美適切なところに配置する…などといった、回答画面の操作性に慣れないといけなかったりする部分があります。
また、事前に以下のL2試験受験ガイドを見て試験を受けに行きましたが、L2試験受験ガイドに記載されているようなメモ用のホワイトボードは一度に複数枚もらうことはできませんでした。(試験会場では、最初にホワイトボードを一枚もらえ、試験中に書くところがなくなってきた場合はまっさらなものと交換、という形で対応していただけました。)
■次なる目標
L3を目指してみる?!
L3は公式問題集はありません。受験者が少ないのか、受験報告などもあまり見受けられません。私の周りにもL2保持者は何人かいますが、L3保持者はいません。
現在も、ちびちびとモデリング、デザインパターンの勉強を継続していますので今年前半ぐらいを目標に受験してみたいと思います。(L3も三重県津市で受験できるため、交通の便という負担は少ないなぁと考えています。)
関心を持たれた方は、以下のページにサンプル問題も公表されていますので一度腕試しにやってみてはいかがでしょうか?