C++Builder 10.1 Berlin Starter Editionを使ってみた
きっかけはこの記事。
C++Builderって、皆さん覚えてます&知ってます??
C/C++言語で開発するときの、開発環境の一つなんですけど。
開発環境とは、ざっくりいうと「ソフトウェアを作る際に必要なソフト」。
一般の方は、Scratchをイメージしていただければ、と思います。
私が使ってたC++Builderは6で、当時はBorland社でした。
今は、Embarcadero(エンバカデロ)社に引き継がれて
C/C++言語の開発環境を提供されています。
2016年現在のC++ Builderのシェアってどれぐらいなんだろう?
(三重県内でBuilder使いがいらっしゃったら、ともだち妖怪になりたいですw)
今回、そのC++ Builderが9/9まで無償で入手できるとのことなので
試しに使ってみることにしました!
【インストールにあたって(注意点)】
2016/9/9までは無料。(通常は\38000)
本エディションは趣味や学習を目的とした利用に加え、開発したアプリケーションに関連する収益が1,000米ドルを越えない範囲で無償利用が可能。
入手するためには、エンバカデロ社の EDN アカウントが必要。(無料)
詳しくは、下記エンバカデロ社のダウンロード規約を読んで入手してくださいね。
私はすでに EDNアカウントを持っているので、
登録しているEメールアドレスとパスワードで トゥルッと入手。
インストールしてみました。
【ちょっと使ってみた感想】※個人の感想です。
過去に使用経験があるのは、「Borland C++ Builder 6 (以下、BCB6)」なのでそれとの比較になりますが…
・デスクトップに作られたアイコン名称が
「RAD Studio 10.1 Berlin」になっているなあ…
BCB6のときは、「C++Builder6」だったのに。
・初回起動時は、Visual Studioみたいな
「複数の子画面が一つの大画面にドッキングした状態」なのだが
「クラシック(ドッキングなし)」を選ぶことで、BCB6ライクな環境で作業できる。
でも、できればフォームはソースコードの開発画面と分離してほしい
(タブ切り替えでフォーム編集画面に行くのは使いづらい)
→ (追記)Twitterで、フォームデザイナとコードエディタは
分離できることを教えていただきました。
(詳しくは、リンク先の説明を参考にしてください。)
@mate_gai フォームデザイナとコードエディタは分離できますよ。BCB6 / Delphi 6 のそれとはちょっと違いますけれど。https://t.co/y6y0SmtX3m
— DEKO (@ht_deko) 2016年9月4日
・32ビットWindowsアプリケーションしか作れないみたい
・VCLフォームアプリケーション使いやすい。(BCB6で慣れてるから)
【これからやってみたいこと】
既存のBCB6で作成したプログラムの互換性
(どの機能が動き、どの機能が動かない(変わっている)のか…)
ここまで読んで関心を持たれた方、
無償で入手できるのは9/9までなのでお急ぎくださいね!
…Web上でも、C++Builderをインストールした!って記事が、
ほとんど見つからないのですが使用されたの貴重な報告。